上野・科学博物館に「チョコレート展」がやってきた!

かぼちゃのチーズケーキ、かぼちゃプリン、かぼちゃのタルト・・・そんなかぼちゃまみれのハロウィーンも過ぎ去り本格的な冬が近づいて参りました。
こうなるといよいよアレが近づいてくる予感がしますね。師走にケーキを食べまくることが許されるあの年末特大イベント「クリスマス」が。
そんな皆さんの思考回路にちょっと待った!

甘い物が大好きな皆さんは甘い物に関するお勉強も大好きですよね?好きこそ物の上手なれですよね?中でもチョコレートについて深く知りたいなんて思ったことが多々ありますよね?
そんな甘党エリートの皆さんにこの冬オススメの甘スポットが、東京・上野にある科学博物館に誕生したのであります。その名も「チョコレート展」!!
これは見逃せまい。11月3日のオープンを前に行われたプレス内覧会に潜入取材してきた模様をお届けしちゃいます。

立派な外観の科学博物館内を進んで行くと、心なしか甘い香りが漂うチョコレート展の入り口が現れました。

このクジラのオブジェもチョコレートで作られたものなんですって!ちなみにこのクジラは科学博物館のトレードマークとしてお馴染みのシロナガスクジラ君です。この入り口で音声ガイドを借りることもお忘れなく!

入り口を通り抜けると1つめのゾーン「チョコレートの原点〜カカオ」が目の前に。ここでは「神様の食べ物」という学名を持つカカオが、どのような植物なのかが紹介されています。1個の果実に入っている種子から、大体板チョコ1〜3枚分を作る事ができるのだそう。

原点を探った所でお次は「チョコレートをめぐる歴史」ゾーンへ。

カカオがチョコレートに姿を変える以前、カカオは唐辛子や食紅などと一緒にすり潰され、一風変わった飲み物として扱われており、中でも中米最初の文明を築いたオルメカ人や古代マヤ人たちによって愛飲されていたのだ。

流れ流れてヨーロッパへ渡った飲むカカオは、砂糖を加えることを思いついたとあるスペイン人が現れたことにより、今のチョコレートの代名詞でもある、チョコレート=甘いという食べ物としての原型が誕生したのですねぇ。

 

さぁ、いよいよ待望の日本上陸です!

日本にチョコレートが伝わったのは江戸時代。長崎の遊女町の記録帳の中に"しょくらあと"(チョコレート)の文字が残っており、これが資料に記された日本で最初のチョコレートなのだとか。

どうですか皆さん。ここまでさらっと紹介しただけでも結構勉強になっちゃったのではないでしょうか?
会場ではこの何倍もカカオ〜チョコレートの歴史についてたっぷり勉強しちゃってくださいね。

 

さぁ、食いしん坊な僕たち私たちが気になるのはやはりチョコレートの作り方。
後半ゾーンは自分がカカオ気分になれちゃうチョコレート工場体験ゾーンになっているのです。

様々な過程を経て冷却されたチョコレート。あとはパッケージされるのを待つのみ。

おや?「あなたもチョコレートになってみましょう!」ってどういう事だ?

こーゆー事だぁ!

そうなのです。チョコレート工場を抜けると撮影ポイントがあり、ここでは自分の顔がパッケージになる体験ができるのだ。
さらに第二会場では、自分の写真を撮影してもらい実際に商品にしてくれる"フォトチョコ"(700円)を販売。

大きめサイズの板チョコでボリュームもばっちり。これは良い記念になりますね。

お土産コーナーには他にもたくさんのチョコレートや関連グッズがあります。

た、高ぇ!(5kg!)

中でも甘党男子が気になったのは、会場内にもちょくちょく登場するオリジナルキャラクター達。カカオくん、ショコラちゃん、カカオパパ、カカオママ、ぽっとじいの5人が来場者をナビゲートしてくれます。
会場内で販売している「食べ比べチョコ」のパッケージにもこのキャラクター達が印刷されているので要チェックですよ!

国立科学博物館「チョコレート展」は、11月3日から2013年2月24日まで。
これからのクリスマス、バレンタインシーズンにかけての盛り上がりにも注目です!!

チョコレート展
会場:国立科学博物館(〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20)
会期:2012年11月3日〜2013年2月24日(日)
開館時間:AM9:00〜PM5:00(金曜はPM8:00まで)
※入館は各閉館時間の30分前まで。
休館日等詳細は公式ホームページにてご確認を。

http://event.yomiuri.co.jp/chocolate/