フランス パティスリーウィークのサントノレ 12種類食べ比べてみた 〜サントノレシェア会レポート

現在開催中(2025年7月1日〜31日)のイベント「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025」で販売しているサントノレ。

今年で5回目の開催となる「フランス パティスリーウィーク」は、テーマに沿ったスイーツを参加各店舗がオリジナルを作って販売するイベントで、今年のテーマスイーツが「サントノレ」となっています。

今回は、その中から12店舗が作ったサントノレを集めて食べ比べを行いました。

「サントノレ」とは


「サントノレ」(Saint-honoré)は、円形のパイ生地の上にクリームを絞り、キャラメルでコーティングしたミニシューを飾り付けたケーキで、サクサクのパイ生地、ふんわりとしたシュー生地、舌触りなめらかなクリーム、カリッとしたキャラメル、一度に4つの食感が楽しめる人気のお菓子です。
19世紀にパリのサントノーレ通りにあるパティスリー「シブースト」で誕生したと言われており、その見た目は公爵の王冠をイメージしており、フランスでは特別な日にいただくお菓子として親しまれています。

「フランス パティスリーウィーク」では、各店舗が独自の解釈で考案した個性豊かなサントノレが登場しています。

それでは各店のサントノレを見ていきましょう。

Pâtisserie mirabelle (経堂)


「パティスリーミラベル」の「サントノレキャラメル」。
キャラメルのほろ苦さが効いていて、味がしっかりとしたキャラメルクリームが絶品。パリッとしたシュー表面のキャラメリゼやトッピングのクッキー生地の食感がアクセントになっていて絶品です。

「サントノレキャラメル」
価格:756円 (税込)
東京都世田谷区経堂1-6-13第3いずみビル1F

うーおの森 (三鷹)


「うーおの森」の「能登オーレ」。
被災地 能登の支援で、奥能登「寺西牧場」のジャージー牛のゴールデンミルクを使用しています。
ミルキーなカスタードクリームに、お店の地元、深大寺そば粉を練り込んだというシュー生地、中に入っている角切りリンゴがアクセントになっています。

「能登オーレ」
価格:720円 (税込)
東京都三鷹市井口1-22-38

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ (竹芝)


1F「ザ・ショップ N.Y.ラウンジブティック」で販売している「トロピック ルミナ」。
パッションフルーツのカスタードとキャラメリゼしたバナナを組み合わせた夏らしい味わい。キャラメルクリーム、キャラメリゼしたシューとナッツを合わせています。

「トロピック ルミナ」
価格:830円 (税込)
東京都港区海岸東京都港区海岸1丁目16番2号 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ1F

Pâtisserie A.K Labo (吉祥寺)


「Pâtisserie A.K Labo」の「サントノレ・トロピック」。
表面にココナッツのトッピング。クリームにもココナッツを使い、柑橘とマダガスカルバニラの組み合わせで、香りよく、夏らしい味わいになっています。

「サントノレ・トロピック」
価格:700円 (税込)
東京都武蔵野市中町3-28-11

Chocolaterie&Bar ROND-POINT by Hirofumi Tanakamaru(中野坂上)


「ROND-POINT(ロンポワン)」の「サントノーレ・オ・ショコラ」
チョコレート専門店が作るチョコづくしのサントノレです。
少し酸味のあるタイプのチョコレートとキャラメルクリームを合わせた、チョコ好きにはたまらない一品。

「サントノーレ・オ・ショコラ」
価格:730円 (税込)
東京都中野区中央2-47-2コートフェニックス1階

パティスリー モデスト (国領)


「パティスリー モデスト」の「サントノーレ カフェ」。
コーヒーのクリームにラムレーズン、マロンを合わせています。様々な風味の組み合わせが面白く、少し大人な個性的な一品。

「サントノーレ カフェ」
価格:730円 (税込)
東京都調布市国領町3-8-15 くすのきアパート5号棟104号室

AVRANCHES GUESNAY (春日)


「アヴランシュゲネー」の「Saint-honoré framboise pistache」。
ピスタチオのクリームを使った一品です。ピスタチオの香ばしさとフランボワーズの酸味の組み合わせが相性良いです。

「Saint-honoré framboise pistache」
価格:800円 (税込)
東京都文京区本郷4-17-6 1F

MAISON GIVRÉE (中央林間)


「メゾンジブレー」の「サンサンサントノーレ」。
ルビーチョコとフランボワーズの組み合わせです。
ベリーの甘酸っぱい味わい。デザインも通常のサントノレとは違ってちょっと面白いですね。

「サンサンサントノーレ」
価格:900円 (税込)
神奈川県大和市中央林間4-27-18

パティスリー・ショコラトリー Le Magnolier (ひばりヶ丘)


「ル マグノリア」の「サントノレ アルエット」。
バニラ入りのサワークリームといちごのジュレとコンフィチュールを合わせています。
シューが大きめで食べ応えありますよ。

「サントノレ アルエット」
価格:890円 (税込)
東京都西東京市谷戸町3-10-2

ASTERISQUE (代々木上原)


「アステリスク」の「サントノレ オ キャフェ」。
コーヒーのクレームブリュレとクリームで、コーヒーづくしの一品。大きなシューがドンと乗ったデザインも特徴的。

「サントノレ オ キャフェ」
価格:750円(税込)
東京都渋谷区上原1-26-16 TTSビル1F

Le Coin Vert (神楽坂)


「ル コワンヴェール」の「Saint-Honoré à la pêche」。
桃のジュレと桃のクリーム、さらには桃の果肉も入った桃づくしの一品。
優しい桃の香りが広がります。
ピンクの見た目も可愛いですね。

「Saint-Honoré à la pêche」
価格:900円 (税込)
東京都新宿区神楽坂2-20-14

Patisserie Chocolaterie des gateaux d’or (北戸田)


「デ ガトー ドール」の「サントノーレ キュービック」。
チョコレートムースと、ピーナッツクリームの組み合わせ。
少し塩が効いて、ピーナッツの風味を引き立ててくれます。

「サントノーレ キュービック」
価格:790円(税込)
埼玉県戸田市新曽2168 FOUNTAIN PARK SIDE 空102

12店舗ご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
「フランス パティスリーウィーク」への参加店舗は全国に300店舗以上ありますので、まだまだ知らないサントノレがたくさんあります。

参加店舗情報は、オフィシャルサイトでチェックできるので、気になるサントノレを見つけてみてくださいね。
https://francepatisserieweek.com/pastryshops/

開催期間は、7月31日まで。
電話予約などできるお店が多いと思いますので、食べたいケーキは予約して確実にゲットしてみてください。

<開催概要>

「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025」

開催期間:2025年7月1日(火)~7月31日(木)

※店により期間が少し異なる

開催場所:全国の310店(北海道11店・東北12店、関東168店、中部27店、近畿53店、中国12店、四国4店、九州20店、沖縄3店)

【ダイナースクラブとは】
今年、世界で75周年、日本で65周年を迎える、食を起源とするダイナースクラブは、厳選されたレストランでの優待や会食イベントなど、食にまつわる多彩なサービスをご用意。さらに、トラベル、エンタメ、ゴルフなど幅広い分野で会員様をサポートするサービスを取り揃えています。日常使いから特別な日まで、会員様の人生を彩るクレジットカードです。

【ダイナースクラブ フランス パティスリーウィークとは】
2021年より、全国各地の洋菓子店やホテルで開催しているフランス菓子を中心としたパティスリーの祭典。開催期間中、各参加店舗の職人が素材にこだわり一つ一つ手作りした、共通テーマに沿ったオリジナルのお菓子をお客様にお楽しみいただけます。全国のパティシエが考案した十人十色のユニークなテーマスイーツの博覧会とも言えるこのイベントは、年々多くのファンを魅了し話題を集めています。

「フランス パティスリーウィーク2025」ホームページ

プロフィール

ヒキノ トオルAMADAN編集長
スイーツを取材し続けて早10年超。スイーツ男子の先駆けとして、WEBやSNSでスイーツ情報を発信し続けてきた。また、大小問わず様々なスイーツイベントや企画を行っており、毎月参加者みんなでスイーツを食べる「スイーツシェア会」開催中。ピスタチオスイーツが好き。