アンリ・ルルー 仏サロン・デュ・ショコラ 5タブレット獲得

ショコラ&キャラメルの専門店「アンリ・ルルー」が、フランス・パリにて開催された2012年度のサロン・デュ・ショコラにて、フランスのショコラ愛好会 C.C.C.(Club des Croqueurs de Chocolat = クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ)の品評会で最高位の「5タブレット」を獲得した。
C.C.C.は、世界でもっとも権威あるショコラの最高評価であり、ショコラ界のミシュランと言われている。

「アンリ・ルルー」は、昨年のサロン・デュ・ショコラでは、タブレット ユズマッチャがイノベーション賞(革新賞)を受賞したが、それに続く名誉となる。

今回受賞した商品は以下の4部門4商品。

●プラリネ部門
「ゴマ Goma」
日本の白ごまを使ったプラリネ。仕上げにはゲランドのフルールドセルを用い、日本とブルターニュの強い結びつきとアイデンティティを主張した一品。(2013年秋冬 日本でも発売予定)

●ガナッシュ・ノワール部門
「ヴェンヌ・ド・ヴェニュス Veine de Vénus」
”ヴィーナスの血管”は甘いアプリコットのパットドフリュイの上にヴェルヴェーヌで香り付けをしたガナッシュ。6月にフランスで発売された夏期限定ボックス”Les saveurs d’été” (夏の味わい)で登場した新作。
(2012年秋 日本でも発売予定)

●ショコラ・オ・レ部門
「テュラン・レ Turan Lait」
イタリアの栗を使ったパットドマカロンのマジパンの上に、マロングラッセを使ったガナッシュを重ね、10年熟成されたベネズエラ産のダークラムの香りで仕上げたもの。2011年作品。(2013年冬 日本でも発売予定)

●スペシャリテ部門
「トリュフ・ド・トリュフ Truffe de Truffe」
ペリゴール産の黒トリュフを贅沢に使ったトリュフ。創始者アンリ・ルルー発案の歴史ある作品の外側をアンロバージュに変え、進化させた一品。

中でも特に審査員から評価を得たものが、日本でも販売が予定されている新作ボンボン・ショコラ「GOMA」。アンリ・ルルー シェフ ショコラティエ・エ・キャラメリエのジュリアンが、日本を旅した際に出会った白ごまに強い印象を持ったことから、味の創造が始まった作品である。
ルルー伝統の技術で作り上げられた白ごまのプラリネは、仕上げにゲランドのフルールドセル(塩)を合わせている。ゲランドの塩は塩バターなどとともにブルターニュの食材であり、そのテロワールはブランドの根幹を成すもの。新作の「GOMA」を試食したC.C.C.の審査員は「ごまの素晴らしい香り」と、これを高く評価した。

アンリ・ルルーは日本国内では、東京ミッドタウン店、伊勢丹新宿店、高島屋玉川店、JR大阪三越伊勢丹店を展開。オンラインショップでも商品を購入することができる。

SALON DU CHOCOLAT
アンリ・ルルー