百人一首がテーマの秋のアフタヌーンティ ゆかりの地 大津の琵琶湖ホテルで開催

秋の百人一首アフタヌーンティー いまひとたびの


琵琶湖ホテルでは、2017年から「百人一首カクテル」がシリーズで販売され、「百人一首スイーツビュッフェ」など、大津にゆかりの深い百人一首と食を融合させたユニークな企画を行われています。

この秋は、香り高い抹茶と栗・リンゴ・ナシなどの旬を迎える果実を主役として、秋の歌をテーマにしたアフタヌーンティーが開催されます。一般社団法人全日本かるた協会加盟「大津あきのた会」と歌人の遠山利子先生監修のもと、絵を描くようにお皿に盛り付けたスイーツや、色とりどりにお重に並べたセイボリーで、歌の内容が表現されています。組数限定・予約制で、琵琶湖を望みながらでゆったりと楽しめます。

和歌の意味を紐解きながら味わうスイーツ

今回は秋の歌を中心に選ばれた7首が、スイーツやドリンクになっています。味、色、形はもとより、香りや温度にも歌のイメージを重ねられて、パティシエの遊び心が詰まっています。じっくりとスイーツやお茶を楽しみながら、秋の歌に思いをはせ、日常から解き放たれる時間を過ごすことができます。

 

 

■「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの あふこともがな」和泉式部
​恋心をイメージして小さなバラの花のようなアップルパイに仕上げられています。情熱を伝えるような温かいパイとひんやりとしたアイスのハーモニーが楽しめます。

 

■「秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の かげのさやけさ」左京大夫顕輔
ひときわ美しく輝く秋の満月を思わせる、かろやかな味わいの洋ナシのムースです。たなびく雲にもジューシーな洋ナシを飾り、秋の夜空を描いた甘酸っぱい一皿です。

 

■「奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき」猿丸太夫
モンブランはまろやかな舌触りと深いコクが魅力の秋の代表的なスイーツです。滋賀県産の朝宮抹茶と栗の2色のモンブランを大小並べ、鹿が住む山並みが表現されています。

ご当地食材を使ったセイボリーも

滋賀県産の食材を多く取り入れながら、アフタヌーンティーらしい可愛らしさにもこだわられました。琵琶湖を訪れた思い出になるように、とシェフが工夫を凝らしたセイボリーです。
■「みよしのの 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり」参議雅経
「ふるさと」とはいにしえの都があった場所のことです。かつて大津京が置かれた滋賀県の美味しいものをぎゅっと詰めた、玉手箱のようなセイボリーになっています。近江牛や大マス、伊吹ハムの生ハムなどを使ったメニューを、一口サイズで楽しむことができます。

大津と百人一首


大津市にある近江神宮には、大化の改新や大津京遷都で知られ、百人一首第一番の歌の作者である天智天皇が祀られています。神宮内の近江勧学館では、毎年競技かるたの名人位戦やクイーン位戦、全国高等学校かるた選手権が開催され、「かるたの聖地」として全国の競技者の夢の舞台となっています。また、市内には歌道の神様とも言われる猿丸太夫の墓があったと伝えられ、百人一首に関わる逸話の多い土地です。

<商品概要>
「秋の百人一首アフタヌーンティー いまひとたびの」
料  金:お一人様 4,500円(消費税・サービス料込)
開催期間:2021年10月1日(金)~11月28日(日) 金・土・日・祝日 限定開催
※前日15:00までの要予約。組数限定。当日予約を受け付ける場合あり。
開催時間:14:30~16:30 (最終入店15:00)

<店舗詳細>
開催場所:琵琶湖ホテル2階 「イタリアンダイニング ベルラーゴ」
ホテル住所:滋賀県大津市浜町2-40
お問合せ:077-524-1225 (琵琶湖ホテル レストラン予約/10:00~18:00)
「秋の百人一首アフタヌーンティー いまひとたびの」ホームページ